ゴールデンウイーク真っ盛りの5月某日、米子市の市街地と旧加茂川の下町巡りの散策に出掛けてみました。
つつじ祭りを終えて間もない米子市内はツツジの花が至る所で美しく咲いていました。
幹線道路沿いを始めとして、市街地、米子市庁舎、中でもタイトルロゴにも使用している
米子美術館のツツジは大きく色鮮やかで迫力さえあります。
出発地点は米子市庁舎横のハピネライフケア文化広場です。
米子美術館前、米子図書館脇でもある市民の憩いの場ですね。
施設に関しては「米子市公共施設」の記事を参照ください。
米子市美術館 http://yonago.rgmz.net/400public/post-23.html
米子市立図書館 http://yonago.rgmz.net/400public/post-22.html
昭和5年に竣工された米子市旧庁舎を利用している歴史的建造物の山陰歴史館。
立派な建物で当時としては巨大な庁舎だったのでしょうね。
しかし、さらに巨大になった現在の庁舎を見ていると小さく感じます・・。
昭和5年当時の米子市人口は今よりも少なかったのでしょうか。
それとも少ない職員で今と同じ人口を支えていたのでしょうか・・。
昔は役所を利用する機会が少なかったのかもしれません。
米子市立山陰歴史館 http://yonago.rgmz.net/400public/post-24.html
米子市東倉吉町周辺の様子と、「咲い」と書いて「笑い」と読む「咲い地蔵」さん。
昔懐かしい下町の暖かみが感じられる地域です。
8月下旬の加茂川祭りでは提灯と幕で飾られて賑やかになるようです。
・・淀江在住なので詳しくは判りません。
米子市西倉吉町から尾高町にかけての街並み。
左上の建物は昭和6年に建てられた坂口ビル、由緒ある雰囲気が遠くからも感じ取れました。
隣の建物も古くて歴史がありそうな佇まいでしたが・・。
天神橋から眺める加茂川周辺地域。
江戸時代から明治にかけて荷物の積み卸しで栄えた街の名残が感じられます。
加茂川遊覧船で船頭さんの解説付きで巡るのも良いですね。
重要文化財「回船問屋後藤家」の母屋。
建物や後藤家の歴史はともかく、後藤家を撮した写真に登場する原付バイクが気になります。
2002年の写真でも同じ位置にある・・。
9つのお寺が並ぶ米子市寺町の寺町通り、町内はお寺と関連のお店が揃っています。
町内の自治会活動は・・想像も付きません。
笑い通り商店街と笑い庵、昭和の香りがする懐かしい感じの商店街です。
しかし、今は郊外の大規模店舗に押され気味の様子。
自動車が近くに駐車できてあらゆる品物が一カ所で揃う・・。
対抗するのは難しい状況なのかもしれません。
笑い通り商店街から国道9号線を挟んで向かいにある本通り商店街。
活気が残っていますが、少し前まで今よりもっと大勢の米子市民で賑わっていたのでしようね。
子供の頃は商店街に行くのが楽しみでしたが、今の子供達は日吉津のイオンなのかな・・。
商店街ならではの街作りで、昔の活気を取り戻して欲しいものです。
最後はガス灯通り、米子旧市街と下町をぐるりと巡って戻ってきました。
今回は気ままにてくてく巡ってみましたが、観光ガイドさんと一緒に巡る米子の下町歩きもあります。
詳しくはJR米子駅構内にある米子市観光案内所でたずねてみてください。