壺瓶山は米子市東部、淀江の北部に鎮座する少し小さめの山。
しかし、壺瓶山の歴史は古く、古墳群の一つであったり、神話の時代にいろいろあったり、江戸時代には一揆の砦となった山でした。
古くから市民に親しまれてきた壺瓶山ですが、今ではかなり地味な存在となってます。
晴れた日には何度も足を運んでますが、出会うのはお茶畑の手入れをする農家の方のみ。
淀江に住んでいても子供の頃に登ったことがあるだけと言う人もいます。
標高が高いわけでもなく、景色が素晴らしく良いわけでもなく、登山を楽しむほど険しくもない、ごく普通の通り道となる壺瓶山。
しかし、多くを期待せずドライブ気分で上れば、素晴らしい景色とのどかな風景が待っていますよ。
壺瓶山は淀江運動公園横の舗装された道に沿って上れば数分で頂上へ到着する、お手軽ハイキングコース。
自転車でチャレンジしたときは途中で諦めましたが、車ならすぐに山頂です。
*道は狭いのでスピードは出しすぎないように!
晴れた日には美保湾と弓ヶ浜の奥にある島根半島や、米子の市街地、大山の絶景が270°(くらい)広がります。
米子の市街地パノラマ写真
空気が澄んだ日ならもっと綺麗に遠くまで見えたのですが、残念です。
そして壺瓶山と言えば、米子産のお茶を育てる茶畑。
お茶畑越しに見る大山と梅の花。
*壺瓶山には沢山の茶畑があります。
大山の麓に広がる淀江の町並み。
淀江町西尾原の町並み、左手にある山はゴルフ場です。
大山口方面の眺め
頂上を越えてさらに進むと大山町の風車が見えてきます。
そして最後は、皆生の海岸
見晴らしはよいのですが、生い茂った木がちょっと邪魔ですね・・。
地味な観光スポット「壺瓶山」特集でした。